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# 弥生(三月)の街 丸の内”もったいない”散歩


あたたかい風が吹き、すわ春がきた!と浮き足立った翌日に

寒風吹きすさび、気まぐれな気候におどらされる3月のはじめ。

私の職場は丸の内(八重洲側)にそびえる41階建てのビルの中にあります。

全面ガラス張りで、丸の内を一望できる位置にあるのですが、

いつもは朝出社してから、はっと気がつくととっぷり日が暮れていて。

窓の外をゆっくり眺めることは、ほとんどありません。

たまにパソコンを打つ手を止めて窓の外に目を向けると

息をのむほど美しい、茜色の夕日に染まった街並みが広がっていたり

雨の後に日本橋方面にかかる虹を見かけたこともあります。

そんなとき思うのです

「あぁ、もったいないなぁ」と。

この街で働くどれくらいの人が、この場所でしか観られない

美しい景色を堪能できているのだろう、と。

そこで今月は、そんな「もったいない」丸の内の景色を

一緒に眺めながらの映像さんぽです。

東京駅前のロータリーでは、昨年リニューアルオープンしたばかりの

新しい駅舎を観ようと、身を寄せ合って写真を撮っている人がたくさんいます。

そんなに混雑した場所から撮らなくても、

遮るものなく正面から駅舎をとらえられる穴場があるのに。

それが、丸ビルと新丸ビルのあいだに、ぽっかりとあいた広場。

駅から徒歩3分くらいのこの場所ですが、意外に知られていなくて本当に空いている。

これはもったいない。

そびえ立つビルの中から、東京駅と丸の内のビル群を眺めてみる。

上から見ると、東京駅のホームの屋根はソーラーパネルになっているのですね。

ロータリーを走る色とりどりのタクシーが、ミニチュアのよう。

日が傾き、夕日がやさしく街を染める頃

ビルの窓に明かりがともり始める。

向かいのビルにも、明かり。隣は何をする人ぞ?

そして夜の帳がおりる頃、丸の内は違った景色を見せる。

ライトアップされた東京駅は、異国の風情がにじむ。

木々を彩る無数のイルミネーションが光のアーチをつくっている。

ふと目を上に向けると、月。

足を止めて月を眺めるなんて、いつ以来だろう。

そのままぶらぶらと、丸の内bricksquareへ。

21時を過ぎ、お店はクローズ準備で忙しい。

その前を、仕事帰りのビジネスパーソンたちが楽しそうに通り過ぎていく。

これから仕事後の一杯!かな。

bricksquareのベンチから

ライトアップされた木の枝にカメラを向けて、発見。

「あ、桜だ」

丸の内にも、春はすぐそこ。

有楽町まで歩いて帰ろう。

| comments(0) | - | 17:30 | category: エッセイ:家子史穂, 東京 |
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