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# Traveler’s Books トラベラーズブックスについて


これから旅へ出るひとが、出発前に旅のお供の本を探しにくる。
そして旅の移動の電車の中や夜、宿でひとりの時間を過ごすときに少しずつページをめくって読み進める。
旅が終わり、再びその本を手にとるとき、物語と一緒にいつかの旅の景色を思い出す...
それはきっとそのひとだけのかけがえのない記憶、心豊かに感じられる瞬間であると思います。

旅には、履き慣れて足にぴったりあった靴を履いてゆくことがとても大事なことです。それと同じくらいお供の本選びにもじっくり時間をかけてみる。そんな旅の習慣を靴屋として共有できたらいいなと思い、アトリエショップの一角に「Traveler’s Books トラベラーズブックス」という本の販売コーナーを設けました。

当コーナーでは「旅のお供にできる」本、というコンセプトで、持ち運びに便利な文庫本サイズの小説、旅行記、エッセイを中心に並べています。
前々から気になっていたけれど、なかなか読むきっかけがなかった本、旅という非日常の空間だからこそ響いてくることば、一見「旅」とは無関係にみえる物語もどこかで「旅」と関連していて、より一層、旅の景色を鮮やかにしてくれることってあります。なによりも旅の間の読書は自分自身と向き合う貴重な時間を与えてくれます。

文庫本サイズの革のブックカバーも販売しています。乗車券やSuicaなどのケースとしても使えるポケット付きブックカバーです。靴の修理なども承っていますので、旅のはじめや終わりにぜひお立ち寄りください。




そして今日の1冊...
「夕子ちゃんの近道」(長嶋有、2009、講談社文庫)

ひとは勝手に身近なひとのあれこれを思うことがあります。
別に悪い意味ではなくて、例えば、一緒にご飯を食べにいったとき、あ、トマト苦手なんだな、でも子どもには「おいしいよ〜」って食べさせるのね、いっぱしの親だなぁ、みたいなほんと些細なこと。
この短編連作には、こういった身近なひとのあれこれが主人公の語りでたくさん出てきます。なにかぼんやりとしていて、とらえどころのない主人公の些細な観察の積み重ねは、読み進めてゆくうちに徐々にはっきりしたものになり、それぞれの登場人物の鼓動が聞こえてきます。そうなったらもうページをめくる指はとまりません。最後まで一気に読んでしまいます。電車の中で読んでいて、乗り過ごしのないようにお気をつけ下さい。


今なら、物語の中に出てくるアンティーク店フラココ屋の栞付き。


Traveler’s Books トラベラーズブックスについての詳細はこちら↓
http://cokokorone.jp/travelersbooks.html



 
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