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# & Works 26週目



靴専修コース「& Works」、26週目はローファーの製作と靴型削り(2足目)に入りました。
パンプスa、b、外羽根、モンクストラップ、内羽根、モカシンときて7つ目の課題ロファー。4月からはじめて(夏休みをはさみ)だいたい毎月1足ずつ新しい靴をつくっているペースです。
新しい靴をつくるというのは、まずパターンの描き方から勉強します。パターンが描ければそれを型紙におこし、試作をつくり、試作のフィッティングチェックをし、型紙修整、そして本製作へと入ってゆきます。それらの製作と並行して、オリジナルの靴型を1足削り、ドイツ整形外科靴の知識と技術を用いたインソールのつくり方を学び、靴修理の実習なども行ってきました。靴や革の見本市、工場見学なども行ってきました。生徒さんにとってはこの8ヶ月はかなり靴漬けの日々になっているのかな、僕も一緒に靴漬けになっている日々です。

そんな「& Works」1期生も来年の3月には卒業。卒業後の進路をどういうふうに描いているのか。確か前回の定期面談のときもそんな内容でした。面談をしながら、来年の僕自身はどうやってゆくのだろう?とぼんやりと考えていました。
今年7月に息子が生まれました。それによって妻が育児に専念して、しばらくは僕ひとりでいろいろなことを切り盛りしてゆくことになりそうです。最初は単純に作業量が増えて大変だ!と思っていましたが、大変だ、困ったな、と地に足つかずふわふわとしていた気持ちをぐっと引き止めてくれているのが息子の存在でした。息子は日々、小さな成長をしていて、あまりに小さな成長だから首が座ったときや寝返りをしたときくらいしか気づけないけれど、そんな息子の変化が大きな励みになっています。
また、そうやって身近な息子の成長を目にすると、どこかで忘れていた自分自身の成長へも意識がゆくようになりました。靴づくりの勉強をはじめた頃から約8年、日々の業務に追われているとなかなか気づきませんが、改めて「成長」ということばを用いて振り返ってみると全然靴をつくってきた感じがしないなというのが感想です。いつものように理想の自分は現実の自分よりも何歩も先を行き、それを踏まえたとしてもあまりに現実の自分の歩みの遅さに愕然とします苦笑。来年は理想の自分を地に足つけさせて、一方で現実の自分をぐっと一段引き上げるような、そうやって理想と現実の自分をじっくりチューニングするような、そんな1年になりそうな予感があります。今年の4月から靴専修コース「& Works」をやってきて、自分の知識が心もとないなと思うこともありました。生徒さんには正直にそういうところはわかりません、と伝えてしまいますが、それが僕が勉強しない理由にはならないので、具体的にはそのへんからはじめてゆきたいなと思っています。なにかそういうタイミングなのか、「& Works」2期生の応募は今のところなく、靴づくり教室の申し込みも落ち着いてきているので、ゆるやかに自分自身の靴づくりに向けて舵をきっているところです。もちろん年内は予定通り「& Works 2期生」の申し込みは受け付けています。靴づくり教室も同様です。お申し込み受け付けています。



靴づくり教室 http://cokokorone.jp/shoesmaking/shoeschole.html
靴専修コース「& Works」http://cokokorone.jp/shoesmaking/andworks.html

 
| comments(0) | - | 16:26 | category: 靴専修コース「& Works」 |
# & Works 24-25週目



& Worksは修理の実習も完全に終わり、モカシンも完成しました。
この間、いろいろな試行錯誤があったのですが、ダダダダダ....ッと駆けていたので記録写真がなく...
作業に没頭していると2週間もあっという間に過ぎてゆきます。
完成したモカシンは製作途中でもそうでしたが、履いてみるとより一層さまざまな課題が見えてきて生徒さんもノートをとる量が多くなりました。
モカシンが終わると、次の課題へ。靴型削り(2足目)に入ります。
1足目の靴型は純粋に生徒さん自身の足の数値に合わせて削りましたが、2足目は課題として集めてきてもらった足計測データ22名分の数値を用いて靴型を削ってゆきます。「靴型を黙々と削っているとなにか悟りそうですね」という生徒さん。ぜひ悟ったことを教えてください。
週末にデータを整理してきてもらって来週から削りはじめます。

靴専修コース「& Works」 http://cokokorone.jp/shoesmaking/andworks.html







 
| comments(0) | - | 19:31 | category: 靴専修コース「& Works」 |
# & Works 22-23週目



靴専修コース「& Works」はモカバリエーションの課題が終わり、靴の修理の実習を行いました。
実際に2足の靴の修理をしながら、基本的な靴の修理(踵の修理、オールソールの修理)を学んでもらいました。
たとえば、踵修理というと、踵の削れたところを付け足すことですが、せっかく僕らのような考えのところに修理をもってきてくれるのだから、修理をすることで靴を履くひとがより歩きやすくなるような修理の提案ができたらと思っています。それを踏まえて生徒さんには靴修理の仕方を一緒に勉強してもらいます。

修理が終わると次の課題モカシン製作へ。昨日今日はモカシンのパターン&展開作業で終わり。

靴専修コース「& Works」http://cokokorone.jp/shoesmaking/andworks.html



 
| comments(0) | - | 19:26 | category: 靴専修コース「& Works」 |
# & Works 21週目


モカバリエーションの課題が終わりました。
合計7種類のモカを作製。
といってもここにあるモカが世の中のすべてのモカではないので、
これから自分自身で必要に応じてつくってゆくことになります。
知り合いのつくり手のなかにはモカシンだけをつくっているひともいて、
そういうひとは得意のモカラインのパターンをいくつかもっているものです。

モカバリエーションを完成させるにあたり、
生徒さんは何度もつくり直しました。
見本のモカバリエーションを観察して、
革の厚さをはかり、縫うピッチを合わせ、
同じものをつくってゆく。
こういうものづくりの光景は、
ものづくりの現場では当たり前のようにあって、
ひとからひとへ繰り返し、受け継がれてゆくもの。
個人の範囲では小さな手作業も
長い歴史の一部になってゆく。

モカシンが終わったので来週からは靴の修理実習へ

靴専修コース「& Works」 http://cokokorone.jp/shoesmaking/andworks.html
| comments(0) | - | 11:43 | category: 靴専修コース「& Works」 |
# & Works 20週目


& Works 20週目、生徒さんには革工場の見学へ参加していただきました。
自分たちが使っている革がどういう過程を経て“皮”から“革”になるか知ってもらえるいい機会になりました。
革の鞣しに使う大きな樽もオーダーでつくってもらうそうです。
今の時代、手間と時間をかけても必ずしもいいものになるとは限らないということを多くの人が知っている上で、やはり手間と時間をかけてつくられたところからいいものがうまれ、それにひとは魅力を感じるということをつくる側の人間としては信じてゆきたいというか、そこを自分たちが信じなければ誰が信じるのだろうと思ったりします。


靴専修コース「& Works」 http://cokokorone.jp/shoesmaking/andworks.html
| comments(0) | - | 08:50 | category: 靴専修コース「& Works」 |
# & Works 19週目



課題の内羽根も完成が見えてきたので仕上げ作業と並行してモカバリエーションの課題に入りました。
モカシンはもともとアメリカ大陸の先住民が履いていたといわれる、1枚革でつくられたスリッポンのことで、今ではモカシンと言えば、靴の前足部をU字型に縫合しているタイプの靴のことを指したりもします。& Worksの授業では7つのモカバリエーションを課題として取り組んでもらいます。モカバリエーションの見本を観察しながら地力でまったく同じものをつくります。今年の4月からやってきた靴づくりの技術や知識があれば、ちょっと見れば全体のイメージはつかめるんじゃないかなと思います。

ものづくりをはじめたての頃は、なんでもかんでも自分が思ったようにデザインしたい、それが楽しい時期もありますが、ものづくりの技術をあげようとしたら、なにかの真似をすることはとても勉強になります。
革の厚みも手縫いやミシンのピッチ、糸の太さ、穴の位置も全部同じようにする。同じようにつくるために事細かに観察し、それを丁寧に再現しながら、なぜそのようなつくりになっているのか意味を考えることは、ぐっと自分の技術を確かなものにしてくれる経験になります。そういう経験の引き出しをいくつも持っていて、いつでもだせる状態にしておくと、仕事の依頼を受けたとき提案できる幅も広がります。僕自身、今もときどき既製靴を解体したりしますが使っている素材や製法に発見があったりします。

モカバリエーションの課題が終わるとモカシン製作に入ります。
 
| comments(0) | - | 16:19 | category: 靴専修コース「& Works」 |
# & Works 18週目




靴専修コース「& Works」18週目は、型紙が完成し、本番の革の裁断、ミシンがけ、つりこみ、芯入れがはじまりました。
今回つくる靴に使う革は生徒さん自身が仕入れてきた革を使います。革の仕入れには失敗が付きもので、お買い得な革があって買ってきて、いざつくろうとしたら革がつりこみ時に伸びすぎてしまうものだったり、裂けてしまうものだったり...ということは誰もが最初は経験することです。でもそういった経験から革を見る目を養ったり、信頼できる業者の方と知り合うことが大事です。靴づくりの教科書では「靴に適した革を使う」という一行で片付けられてしまうことを自分の経験を持って意味付けしてゆくことが自分で靴をつくることの醍醐味です。

「ずっと前から自分の手でつくることを仕事にしたいと思っていました」という生徒さん......今の作業の先に続いている5年先、10年先をどんなふうに思い描いているのかなぁ。

 
| comments(0) | - | 12:40 | category: 靴専修コース「& Works」 |
# & Works 17週目



靴専修コース「& Works」は夏休みも明けて17週目がはじまりました。
今週は靴型の修正と内羽根のフィッティングチェック。

休み前につりこんでいた内羽根のフィッティングシューズから靴型を抜いて履いてみます。
靴型につりこんでいる時点では、革が靴型にピタッとしているものでも実際に履いてみると履き口がゆるかったり、左右の羽のバランスが悪かったり、イメージとは違うラインになっていることはあります。それは単に靴型の数値を足の数値に合わせればいいわけではなく、骨格や筋肉のつき方を考慮しなければならないことを意味しています。
フィッティングシューズにはさまざまなチェック項目が書き込まれてゆきます。場合によっては切り込みを入れたり、革をくり抜いて足趾の位置を確認したりします。そうやって得た情報を型紙に反映させながら型紙の精度を上げ仕上げてゆきます。

あわせて靴型の修正も行います。
靴型修正に用いる素材の選び方、加工の仕方、修正の手順などテキストを見ながら確認して、その後、実際に修正してゆきます。
片足は僕が指導しながらセオリー通りの修正の仕方、もう片方は生徒さんが自らやってみたいというやり方で修正してみました。この辺の差が靴を履いたときにどう出てくるのか楽しみでもあります。思い立ったり、気づいたことがあったらまずやってみるのが一番だと思います。生徒さんも自分自身の体験から得た知識は十分な納得感を持って自分の中で整理してゆけますし、自分のことばとしてひとに語ることもできます。そうやって語れることばを残りの7ヶ月でたくさん経験して獲得していってほしいと思います。


里帰り出産の妻が息子と戻ってくるまであと5日ほど。
出産直後に抱いた息子の小ささと重さはたぶん腕が覚えているけれど、2ヶ月も経つと、それが嘘みたいだってくらい、たくましく、でっかく、重くなっているんだろうな。

 
| comments(0) | - | 19:15 | category: 靴専修コース「& Works」 |
# & Works 16週目


夏休み前の最後の週、靴専修コース「& Works」では課題の内羽根のフィッティングシューズを製作中。
今回は生徒さん自身が削ったオリジナルの靴型をつかってアッパーをつりこんでゆきます。

4月からはじまった「& Works」は、マンツーマンということもあってか、カリキュラムも予定以上に早く進みました。
僕が靴の専門校で靴づくりを勉強していたときのテキストやカリキュラムを参考に組んでいる& Worksの年間スケジュールですが、あの当時の僕が秋頃にやっていた内容をすでに& Worksの生徒さんは取り組んでいます。早ければいいというわけではありませんが、1年間という限られた時間のなかでより多くのことを吸収していってもらいたいです。

秋からは他の靴工房さんの訪問、革工場、靴型工場の見学などがあります。
これまで自分の膝の上で靴をつくるところをずっとやってきましたが、今後は靴が完成した後の販売やアフターフォロー(修理など)、そもそも材料の革がどうやってつくられているのかといったところへ志向してゆきます。日々の靴づくりで手元ばかり見ていた視線を少しずつ外へ向けて、自分のものづくりと社会とのつながりを考える期間にしたいと思っています。

僕らが以前出展していた手創り市やクラフトイベントへの見学も計画しています。
ものづくりをやっているひとみんながみんな手創り市などへ出展しているわけではないですが、僕らのものづくりをぐっと加速させてくれるきっかけになったのは手創り市でした。
手創り市に出展者として参加すると、開催当日の搬入、ディスプレイ、接客、会計、梱包、お渡しなどすべての工程を自分ひとりでやることになります。例えばディスプレイとひと言にいっても、つくったものをどう並べるのか、どうやって接客するのか、そのためにどんな什器を使うのか、その什器を運ぶときはどうするのかなど準備することはたくさんあります。もちろん最初からすべてを完璧に用意することはできませんが、いざ会場に入って、他の出展者さんのなかに交じって、お客様という存在を目の前にして、自分でものをつくって売るということを全体図としてみる視点が養われます、養われる...というような冷静なことばでなくて、自分の至らなさを痛感するといったほうがいいですね。
昨今、クラフトイベントやマルシェなど自身のものづくりを見てもらえる機会はたくさん増えました。SNSなどの普及もありネット上で作家として作品を容易に発表できる環境もあります。チャンスは誰にでも開かれています。そのなかでほんとうに自分にあっている「場」がどこであるのかを判断することも難しくなっていると思います。「難しい!」というような端的な違和感として現れるものではなくて、いいなぁとか、かっこいいなぁと思えるもののモデルケースのパターンがある程度見えていて、それを真似るとそれなりに容易にかたちになってしまう、それによって自身のものづくりの根っこにあるものをだんだんと考えなくなってしまう...その難しさがあります。
なんにせよ、動いているとなにか気づきはあるものです。秋からは& Worksも外へ外へとでかけてゆきます。




 
| comments(0) | - | 11:53 | category: 靴専修コース「& Works」 |
# & Works 15週目


& Works 15週目は、石膏の足型を用いたインソールの製作に取り組みました。






生徒さん自身の足型をとったものに石膏を流し込んで待つこと2時間くらいで石膏の足型が完成します。





他のひとの足型と見比べながら足のことをあぁだこうだ観察と考察。
こうやって自分自身の足を客観的に見ると、踵が小さいとか土踏まずが高いとか、これまで気づかなかったような発見があったりして、おもしろいです。同じようにおもしろいと思ってくれるひとがいるかもしれないと思って、以前に企画したワークショップ「石膏で足型をとろう!」は申込者数0名で笑い話になりましたが...





石膏の足型をもとに、インソールのベースとなる素材で型どりしてゆきます。
熱した素材が熱くて「アチっ、熱い...」といいながら作業をしていました。軍手をはめればいいだけなのですが...
ほんとうはインソール製作専用の機材があるともっと簡単につくれます。でも専用の機材を揃えようとすると機材自体高額なものだったりします。

僕たちの工房の靴づくりのテーマのひとつとして、なるべく身の回りにあるものでつくってゆくというテーマがあります。お金を出せばいいものは買えるわけで、でもそれを買わずに、知恵を絞って、工夫して、ないものは自分でつくってやってゆくところに手づくりの面白味があったりします。
うちの靴づくりに使う道具は少ないですし、自分自身で手入れしやすいものを使います。ときどきアトリエショップを訪れたお客様に「ここで靴がつくれるんですか?」と聞かれるくらいものが少ないです。
靴づくりの製法も極力平明さを心がけています。靴づくり教室の生徒さんが「難しい!」ということはたいてい慣れていないだけで、何回か経験すれば、それなりにできるようになります。
うちの靴専修コースや靴づくり教室で靴づくりを学んだひとたちが、いつか地元に戻って、同じ地域に住むまわりのひとたちの靴をつくったり、靴を手ほどきしたりするときに、平明な方法であることはぐっと実現できる可能性をあげることです。
平明な靴づくりが、うちの靴づくりの特徴であったりもします。





ハーフインソールの完成。
インソール製作は今月で一区切り。来月は次の課題「内羽根」製作に入ります。


靴専修コース「& Works」では随時見学を受けつけています。
興味おありの方はお気軽にどうぞ。
http://cokokorone.jp/shoesmaking/andworks.html


 
| comments(0) | - | 19:37 | category: 靴専修コース「& Works」 |
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